INAXディスポーザー修理
INAXディスポーザーの修理
INAX社のディスポーザーは、2002年から2006年にさまざまな機種が発売されました。現在は統合されたLIXIL社にて引き続き販売されています。
INAX機種と発売年
BNF-100:1997年
ランドミルMG:DPM:2002年
ランドミルMG:DPM2:2003年
快速くんMK:DPMK:2004年
MINIPO(緑色の機種):2006年
快速くんHK: DPHK:2008年
ランドミルPG:2009年
ランドミルPG2:2010年
修理・よくあるお問い合わせ
状況:本体の落下 機種:Minipo(緑色の機種)
詰まりが発生したのでポンプ(スッポン)を使用したところ本体が落下。
ミニポは本体を1本の金属バンド締付だけで吊り下げており、本体側に”かえし”がありません(右下画像)。構造上、垂直に強い力がかかると外れます。また一度外れると再接続が困難です。(ゴム部品を交換しない限り再落下します)現場ではみなさま下に箱等を置き、本体を下から持ち上げて使用されています。
↑本体の下に箱など置いて対処しています。↓垂直の力で外れてしまいます。
状況:フタスイッチが入らない。中からゴムがせり出している。機種:INAXランドミルBNF-100
排水口の中にゴムが内側にせり出してくる現象です。だんだん筒状のフタスイッチが入らなくなります。この場合は内部ゴム部品を交換する必要があります。こちらの機種は米国アナハイム社のものが採用されています。ブログ記事:INAXディスポーザーを取り外してみると
排水口にフタを差し込むことによって作動するタイプです。排水口の内側にパッキン部品がせり出し正常に動作しません。
状況:電子アラートが鳴り作動しない 機種:Minipo、INAX快速くんDPHK他
カミコミをしていない(電源切った状態で、菜箸などで回転盤が軽く回せる状態)、それでも電子アラートが鳴る場合は、基盤の交換が必要になることが殆どです。まずはリセット(本体に付いている小さなボタンを押下)してください。復旧する場合があります。
状況:電子アラート別対処 機種:Minipo、INAX快速くんDPHK他
■ブザー音が3回(ピ、ピ、ピー)と鳴る場合
カミコミ等が発生して、回転盤が回らないときの警告音です。 非常に硬いものが落下しているか、破片などが挟まっている可能性があります。
■ブザー音が1回(ピー)と鳴る場合
リセットボタンを押すと復旧します。
■ブザー音が連続して(ピ、ピ、ピ・・・)と鳴る場合
モーター故障を検知して安全装置が働いています。
■まったく音がしない
電源がきていない可能性があります。 コンセントの漏電遮断機が作動していないかをご確認ください。
状況:ナットのがたつきによる異音 機種:Minipo(緑色の機種)
ナットを締め直すことによって復旧しますが、ナットを回すと中の回転盤も一緒に動いてしまいます。回転盤が動かないように固定させつつ締めなければなりません。またミニポは垂直に強い力を加えると本体が脱落します。垂直に力を加えないよう注意が必要です。
状況:漏水によるブレーカー作動。 機種:INAXランドミルBNF-100、DPHK他
バッチスイッチ周辺の腐食による漏水の事例です。水が本体内部に入り漏電ブレーカーが作動します。
米国アナハイム系の機種は、カミコミが原因となり内部の損傷により漏水することがあります。INAX機種はアナハイムが採用されていますので、同じ原因で漏水します。本体からの漏水は修理不能です。交換が必要になります。ブログ記事:INAXディスポーザーを取り外してみると
当店で修理ができる内容
・純正部品の交換を必要としない故障
・キッチン内配管の修理交換
・本体を撤去し通常の排水に戻す作業→通常のキッチンに戻す
・別メーカー機種への交換作業→作業員が選んだ推奨機種
当店で修理ができない内容
・純正部品や電子制御版の交換を必要とする修理
・本体部分の漏水により既にブレーカー作動している場合
・回転盤、モーター軸の破損
・これらの修理はできません。メーカーに直接お問い合わせください。
ディスポーザーを撤去したい!または別の機種に交換したい!
・ディスポーザー撤去と配管復旧の作業ご依頼はこちら:ディスポーザー取り外し・撤去
・推奨機種への交換はこちら:修理屋が選ぶ!おすすめの機種
・当店作業エリア外のお客様:DIYのサポートいたします。
・当店では高圧洗浄に対応した塩ビ管でしっかり組み立てます。
・撤去や機種交換を禁止しているマンションがあります。念のためご確認の上お申し込みください。
メーカー情報
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