一番トラブルが多いのは配管です。
ディスポーザーはすぐ詰まる、臭う、このような話の原因は誤った配管部材と工事によるものがほとんどです。
どうしても改善しない方は配管の組み換え工事をお勧めします。
排水口が臭い!→対策ページはこちら。
修理のお問い合わせで、本体よりも多いのが配管関係です。
かならずディスポーザー専用のものをお使いください。
ジャバラ排管にそのまま接続するトラブルが後を絶ちません。この配管利用が「ディスポーザーが詰まる」「ディスポーザーは臭う」といわれる原因となることが多く、正しいパーツで設置すればこのようなことはありません。下記のいずれも設置後、しばらく経ってから発生するトラブルです。
①詰った!:
ディスポーザーの配管直径3.5cmに、それより細いパイプをつないで起きる工事ミスです。パイプがキレイな最初のうちは問題ないのですが、数年後にパイプ閉塞を起こします。
②臭い!:
ディスポーザー用のSトラップをつけていない!これをつけないと下水の臭いがダイレクトに上がってきます。若干高額な部品なので使わないで設置されるケースがあります。トラップがあるのに臭う場合、オーバーフローが原因になっていることがあります。こちらの対応も致します。
トラブルケース
■臭いが逆流してくる配管
ディスポーザーを使っているうちに臭くなった・・・それはトラップが設置されていない、又は配管密閉がされていないことが原因です。
通常の配水栓には「椀トラップ」という水溜めが付いています。
どの状態で水道を止めてもかならず水の栓ができて、臭いが上がってこない仕組みになっています。
しかしディスポーザーを設置するにあたり、配水栓を外してしまいます。
この椀トラップに変わりになる外付けのS字トラップを必ずつけなければなりません。
このディスポーザー専用のS字トラップが若干高額な為、使用されていないケースがよくみられます。当店では専用トラップを全台に標準装備しています。
■すぐ詰まってしまう配管
上の写真で右がディスポーザー専用、右が日本の標準サイズです。
工事のしやすさから日本のジャバラパイプを流用ケースが後を絶ちません。
設置して数年は問題は起きないことが多いのですが、
次第に内部に垢がたまり、やがて配管が詰ります。
当店では基本的に塩ビパイプを使用した工事を行います。ジャバラを使う場合でもサイズを太くしただけではなく、内部抵抗を減らした丈夫な素材の専用品のものを御提供します。
■配管清掃ができない配管
ディスポーザーを設置すると配管清掃業者に作業を断られることがあります。
高圧洗浄の機械を入れる穴がなく作業ができない為です。
当店ではSトラップを高圧洗浄対応用に変更しています。安心して高圧洗浄を実施していただけます。
■密閉していない配管
これも臭いがあがってくる原因です。
下水管が床から上がってる場合、そのままジャバラをいれただけで完了させています。
外から見えない箇所なので気がつかない部分ですが、臭いが気になるようでしたらここもチェックです。
当店では完全密閉します。機能にかかわる箇所です、重要です。